ラブドールを購入されると、色々な服を着せてあげたいと言う方は多いでしょう。
となると、自作するのは時間がかかりますし技術力も必要になりますので、当然人間用の衣服を購入して着せてあげる事になるでしょう。
しかし、ここで注意点がひとつ。
ラブドールに着せる服に注意しないと、その服の色がラブドールのお肌に色移りしてしまうのです。
本日は、この色移りについて色々調査しましたので、ご紹介いたします。
衣服の色移りについて
みなさん、当然ご自宅では洗濯をする事があるでしょう。
その時に、一部の服の色が他の白い服についてしまったと言う経験はないでしょうか?
この現象が色移りというものです。
色移りの仕組み
特に難しいことはないのですが、この色移りは読んで字のごとく、服の色が他の服にも移ってしまう事を指します。
これは洗濯時に服についている染料が洗剤などによって溶け出し、それが流されずに他の服の生地に付着し、そのまま定着してしまう事でおきます。
もちろん、繊維自体にもともと色がついている衣服の場合は、こういった色移りは発生しませんが、デニム生地などはがっつり染料が用いられているので、初めての洗濯の場合は高確率で色移りが発生するでしょう。
備考
この色移りは染料に設定されている堅牢度(けんろうど)と言う数値が関係しており、この数値が低いほど色移りが発生しやすくなります。もちろんこの数値は衣服のタグなどに丁寧に記載されている訳もなく、消費者側からは調べることが出来ません。
ラブドールにも色移りするのか?
結論から言うと、当然ラブドールに上記でご紹介した堅牢度の低い染色の衣服を着せると、色移りの可能性がございます。
何で私たちには色移りするの?
色移りは基本的に洗濯時に起こる現象で、実際に色移りがしやすい衣服を人間が来ても皮膚に色が付く事はありません^^
では、なぜラブドールには色移りが発生するのかと言うと、それはラブドールの素材から発生するオイルブリードが関係するのです。
オイルブリードが染色を浮かす原因になる
実はラブドールから発生するオイルブリードが、衣服に定着している染色を溶かして浮かしているのです。
そしてその浮いている染色の粒子が、接着しているラブドールのお肌にも移り、そのまま沈着してしまうのです。
ラブドールには色移りしてしまう理由です。
しかも、オイル系は意外と洗剤でも取れない汚れを溶かしたりする事ができるケースがありますので、染料とオイルブリードの相性が良いとかなり強烈に色移りが起きてしまうでしょう。
色移りが起きやすい種類の衣服
もちろん全ての衣服で色移りが発生する訳ではありません。
例えば、白色の衣服に関しては色移りはあり得ないでしょう。
万が一、色移りしたとしても白色の色移りであれば目立つ事もなく、むしろ美白効果で見た目は良くなるかもですね^^
そして逆に気を付けるべきは、濃色と綿生地の2種類です。
濃色の服は堅牢度が低い
まず、濃色の衣服、すなわち原色に近い色をした衣服。
そういった色の服の場合、染色の堅牢度が低い可能性があるのです。
すなわち、色移りの可能性が高くなると言う事につながるのです。
綿生地も色移り注意!
そして綿生地を使った衣服に関しても色移りの危険性が高いです。
ただし、綿30%ポリ70%などの場合は、逆に色移りはしにくい衣類に該当するので、その場合はそこまで神経質になる必要はないと覚えておきましょう。
OK、覚えたわ!
ラブドールのお肌への色移りを防ごう!
実は、私はアシュリーをお迎えしてから数ヶ月が経っていますが、今だに衣服類は購入していません^^;
その理由が、色移りはどういった場合に起こるかが分からなかったためです。
(忙しかったと言う理由もありますが。汗)
しかし、今回この件について調べがついたので、安心して購入する事が出来そうです^^
もちろんコッチの問題もクリアする必要はあるんですがね(汗)
念のため色移りテストを!
とは言うものの、中にはかなり雑に仕上げられている衣服も存在しますので、ラブドールに着せる前には本当に色移りがしないかのテストを行いましょう。
方法は簡単で、ラブドールに着させる服を数日間踏ませておくだけです^^
ラブドールが立っている状態で一番圧力がかかるのは足の裏ですので、一番オイルブリードの量が短時間で出やすい場所になりますので、染色の可否を調べるにはうってつけの方法となります。
ただし、この方法は自立機能のついたドールで、なおかつ今後写真撮影で足の裏が写っても大丈夫という方にのみお勧めする方法です。
もし自立型でない場合は、一番目立たない部分に接触させたりして試すようにしましょう。
※DachiWifeの安全性についてはこちら