ラブドールの髪の毛は、昔はウィッグが一般的でした。
しかし、最近は植毛タイプのラブドールも登場し始め、ドールオーナーさんの好みに合わせて選択する事が可能となりました。
そこで今回はラブドールはウィッグと植毛どっちが良いのか、実際に両方のタイプをお迎えした事がある経験からそれぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。
ウィッグタイプのラブドールについて
まずは、私自身も最も多く注文した経験があるウィッグタイプのについてご紹介いたします。
ウィッグのメリット
ウィッグタイプのラブドールのメリットは以下の通りです。
ウィッグのメリット
- 手入れが簡単
- 付け替えが簡単で、色々なウィッグを楽しめる
- ラブドール本体の洗浄が楽
ウィッグタイプのラブドールのメリットは、何と言っても付け替えが簡単である点です。
そのおかげで、ウィッグ単体でケアするのも楽になりますし、ドール本体を風呂場などで洗浄する際にウィッグを濡らしてしまう心配もいりません。
そして、色んな髪色や髪型のウィッグを簡単に試す事が出来るのも、ウィッグタイプのラブドールのメリットと言えるでしょう。
ウィッグのデメリット
上記に対して、ウィッグタイプのラブドールのデメリットも存在します。
ウィッグのデメリット
- ズレる
- 仰向けにするとめくれる
- 髪型に制限がある
ウィッグタイプのラブドールは多少ゴムなどで絞める事はできますが、それでも振動や重力の向きによってズレてしまったりドールを仰向けにするとウィッグの側頭部がペロンとめくれてしまう事があります。
ウィッグの注意点
そんなウィッグには注意点があります。
それは公式以外の、特に市販のウィッグはできるだけ避けるべきだという点です。
というのも、中古ドール販売サイトをご覧になった事がある方であればご存知かも知れませんが、ウィッグによってはドールの頭に色移りが発生してしまう事があるのです。
これが頭頂部付近であれば正直そこまで気にする必要はありませんが、ロングヘアなどの場合は髪先が肩や肩甲骨あたりまで届き、そこにウィッグの色が移ってしまうのです。
もちろん公式のウィッグはこういった色移りが起こりにくい材質・製法なので心配いりませんが、市販のウィッグの場合は1日で一気に色移りが発生してしまう可能性があるのです。
基本ドールとは別で保管(ハゲのまま)していたので、
色移りは防げました。
「じゃあ購入時についてくるウィッグ以外は無理なのか?」と思われるかもしれませんが、基本的にウィッグだけの単体購入やドール購入時にウィッグを複数購入する事ができる代理店がほとんどです。
もちろんキャンペーンなどなければウィッグ代の追加費用はかかりますが、大した金額でもないのでその点はご安心を^^
植毛タイプのラブドールについて
続いては、植毛タイプのラブドールについてご紹介したいと思います。
植毛タイプは1度しか注文した事がないタイプではありますが、メリットはかなり大きいです。
植毛のメリット
植毛タイプのメリットは以下の通りです。
植毛のメリット
- ズレない
- 仰向けにしてもめくれない
- 色々な髪型を楽しめる
基本的に植毛タイプのドールのメリットは、ウィッグタイプのデメリットと対となっています。
特にツインテール系の髪型の中にはウィッグで行うと側頭部がめくれあがるので不可能でしたが、植毛タイプだと人間と同じですのでどんな髪型でも可能となっています。
植毛のデメリット
次に、植毛タイプのラブドールのデメリットも紹介します。
植毛のデメリット
- 髪単体で洗えない
- 他の髪に変更が出来ない
- 別途費用がかかる
- 納期が伸びる
こちらもウィッグのメリットの反対に近い内容となっています。
ウィッグの様に髪単体で洗えないというデメリットはありますが、正直これに関してはそもそも洗う機会が少ないので、そこまで不便に感じる事は無いでしょう。
それよりも、他の髪に変更できない事や(ヘッドごと取り替えが必要)、自分でカットしてしまったけど元の長さに戻したいとなった時に髪だけ修復・交換が出来ない事の方が大きなデメリットとなっています。
そして、基本的に植毛にする場合には別途追加で費用がかかり、納期も数日伸びる事も把握しておく必要はあります。
ウィッグと植毛どっちが良い?
以上が、ラブドールのウィッグタイプと植毛タイプのご紹介となります。
最後にウィッグと植毛どちらがオススメかという疑問にたどり着くと思いますが、これに関しては人によって好みが異なりますので、一概にどっちが優れていると断言する事は出来ません。
しかし、大まかにラブドールの楽しみ方などで分ける事は可能です。
ウィッグ推奨の方 | 植毛が推奨の方 |
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ちなみに、私の場合は植毛タイプの方がメリットが大きい様に感じるタイプでしたので、今後植毛の選択肢があるドールを購入する場合は植毛タイプで注文すると思います^^
もし、どちらのタイプのラブドールを購入するか悩まれている方がいましたら、この記事が参考になればと思います。
※DachiWifeの安全性についてはこちら