ラブドールにはその体を支える為、関節を動かす為に内部に骨格が埋め込まれています。
そして、この骨格も時代と共に進化しており、新骨格(EVO骨格)という関節が増え可動域が広くなったタイプも登場しています。
そんな新骨格ですが、人によっては旧骨格の方が都合が良いケースもあります。
そこで今回は、ラブドールの新骨格と旧骨格の特徴に加えて、メリットデメリットについても触れていこうと思います。
注意
「新骨格」と一括りに言っても、メーカーによって可動域や仕様などが異なる部分があります。
ここで紹介する新骨格は、主にPiper Dollの骨格を軸にご紹介しますので、その点はご了承ください。
ラブドールの新骨格(EVO骨格)
まずは、新しく登場した新骨格についてご紹介していこうと思います。
新骨格の特徴
新骨格は冒頭でも少し触れている様に、旧骨格に比べて関節の数が多くなっており、加えて関節の可動域が大幅に広くなっているという特徴があります。
もう少し具体的な話をすると、新骨格ではウエスト部分を左右に傾けたり捻れさせる様になっていたり、肩の関節も従来の腕をグルグル回せる関節に加えて脊髄あたりから上下に肩の高さを調節できる関節が増えています。
また、可動域に関しては下半身周りに大きく影響が出ており、正座や女の子座りが出来る様になりました。
新骨格のメリット・デメリット
そんな新骨格の特徴から、特に写真撮影においてより自然な姿勢でのポージングが可能になりました。
また、エッチにおいても可動域が広がった事により、旧骨格では少し窮屈に感じていた体位やリアルに近い姿勢でのエッチが可能になりましたので、かなり多くの点で新骨格はメリットを得る事ができる様になりました。
しかしその反面、関節が増えた事で力の掛け具合など、ドールの姿勢調整が複雑になっているので難易度が上がってしまったという考え方も出来てしまうのです。
特に肩に関しては、腕を動かしたいのに肩が上下してしまったり、肩を並行にしたいのに腕だけが永遠と動いてしまうなど、少しコツが必要になる場面もありますので、その点はデメリットになり得るでしょう。
ラブドールの旧骨格
次に昔から存在していた旧骨格について、ご紹介していこうと思います。
・・・懐かしいw
旧骨格の特徴
旧骨格の特徴としては、シンプルに必要最低限の関節数と程々の可動域というものです^^
それ以上でもそれ以下でもなく、ポージングやエッチの際に何か不都合が出ることはなく、姿勢の調整も簡単な骨格となります。
また、メーカーや代理展にもよりますが、旧骨格の方がラブドールの総額が安くなる傾向があります。
旧骨格のメリット・デメリット
そんな旧骨格ですが、前述でもご紹介の通りとにかく姿勢の調整が容易である事が大きなメリットになります。
もちろん安さもメリットと言えますが、メーカーや代理店次第では新骨格と同じ値段設定もしくはそもそも旧骨格の取り扱いをしていない事もありますので、確実に得る事ができるメリットとしては取り扱いやすさの面が挙げられます。
関節移動が楽であるが故に、できるポージングとしては種類が限られてしましますので、そういった点はデメリットと言えるでしょう。
オススメのラブドールの骨格は?
上記がラブドールの新骨格と旧骨格の特徴やそれぞれのメリット・デメリットとなります。
基本的に「新しい方がオススメ!」という流れになりがちですので、ラブドールでも新骨格の方がオススメと言いそうになってしまいますが、個人的にそうだと断言する事ができないのです。
というのも、前述でもご紹介の通り新骨格では今までに出来なかったポージングや座らせ方が出来るので、活動の幅が大きく広がりました。
しかし、やはりどうしても微調整が難しくなってしまうという懸念点が残ってしまうのです。
これは実際に私が経験した事なのですが、あるドールの腕を回す関節よりも肩の上下をさせる関節の方が柔らかくなってしまい、腕を下げたいだけなのに肩も一緒に下がってしまうのです。
なのでその肩を上げる為にまた腕を上げたが、腕を下げるとまた肩が下がるという地獄のループに入ってしまった事があったのです(汗)
こういう事も加味して、個人的にオススメの骨格と聞かれると、以下の様に分類するでしょう。
新骨格がオススメの方 | 旧骨格がオススメの方 |
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