多くのラブドールは頭に直接人工毛髪が生えている訳ではなく、スキンヘッドにウィッグを被せる仕様になっています。
例外的に一部の高級ドールは毛髪を埋め込むタイプとなっています。
そんなドールのウィッグですが、中には「ズレてズレてしょうがない!」という方もいるかと思います。
そこで今回はラブドールのウィッグがずれにくくなる方法についてご紹介いたします。
バンドの固定位置を調整
私も全てのメーカーのドールを購入した事があるという訳ではないので、「確実にそう!」とは言えませんが、多くのドールメーカーでセットで同梱されているウィッグには頭に固定させる為のバンドがついています。
このバンドが意外にも良い仕事をしてくれるパーツで、ほとんどの場合はこのバンドを正しく活用する事でウィッグのズレ問題を解消する事が可能なのです。
バンドは正しく装着しないと意味がない
そんなウィッグのバンドですが、付け方に少しだけコツが必要になります。
と言っても、そこまで難しい事ではなく、単純に張力をしっかりと活かして装着するという内容のものです。
具体的には左の写真のように、バンドがゆるゆるになるような位置で留めるのではなく、しっかりとウィッグが固定されるように出来るだけ低い位置で固定してやる事でバンドの張力によりウィッグがしっかりと固定されるようになります。
バンドの弊害もある
このバンドを使ったウィッグの固定方法ですが、一つだけ注意点があります。
その注意点とは、バンドを引っ張ってウィッグを固定させるという事ですので、それだけドールの頭の肌部分に力が加わっている状態になります。
なので、その状態を長期間維持し続けていると、ドールの頭にウィッグの跡がくっきりと残ってしまう可能性が出てくるのです。
もちろん、基本的にウィッグで隠れている部分ですので、外見的にどうにかなってしまうという事はありませんが、将来的にラブドールを中古ショップなどに売却する事になった場合は、そのウィッグ跡が査定額を下げる要因の一つとして挙げられる可能性もあります。
そういった事も意識するのであれば、少し面倒ではありますが普段はウィッグのバンドは外した状態にしておくのも一つの手かと思います。
市販のウィッグを購入
上記でご紹介の「バンドでウィッグを固定させる」という方法は、実際に試してみるとかなりズレにくくなるのでオススメの手法ではありますが、中にはそういったバンドが付いていないウィッグが同梱されてしまう可能性もあるでしょう。
そういった場合は、無理に同梱のウィッグにこだわるのではなく、市販のウィッグを購入して付けてあげるという方法もあるのです。
ウィッグネットを活用
今回私が購入したウィッグではウィッグネットが付いており、アジャスターによって頭のサイズが異なっていても調整する事が可能となっています。
これにより、よほどではない限りはどんなサイズの頭であってもウィッグを装着させる事が可能となっています。
また、バンドによる締め付け跡もネットを利用する事で力が拡散されるので、ある程度は軽減できるというメリットもあります。
しっかり固定されて本物感も強い
当然ならがら正しい装着方法であれば、付属の同梱ウィッグと同等の固定力を持たす事ができますので、ラブドールの頭からウィッグがずれてしまうといった問題を解消させる事も可能です。
加えて、やはり元々人用に作られているウィッグである為、非常にしっかりした作りで本物感の強い頭髪に見えます。
もちろん見た目だけではなく、質感や触った感じなども本物にかなり近いものですので、ラブドールをよりリアルにしたいという方は市販のウィッグを購入してみるのも一つの手かと。
最終手段
基本的にラブドールのウィッグがズレる問題は、上記でご紹介の2通りの方法で解決させる事ができます。
しかし、プレイ自体がとんでもなく激しくバンドなどでは到底太刀打ちできないという可能性も0ではありません。
そういった方の場合は、個人的にはオススメする事は出来ませんが最終手段として、ウィッグを頭皮に接着するという方法があります。
この方法は言うまでもなく今後ウィッグの着脱を容易に出来なくする方法ですので、基本的にそのウィッグ以外に付け替える事は難しいと考えるべきでしょう。
また、前述でもご紹介しましたが、ラブドールを手放す事になった際には大幅な減額対象となるでしょうから、満足な金額にならない可能性も十分に考えられます。
加えてドールの洗浄時にウィッグを外す事が出来ませんので、水しぶきがウィッグにかからない様にしなければいけないので、難易度が一気に上がってしまいます。
それでも「どうしてもウィッグを完全固定したい!」と言うのであれば、そういった方法を実践する道もあるという事だけ把握しておいていただければと思います。