ラブドールの印象に大きく関わるウィッグですが、ラブドールは基本的に汗をかかないので人間の様に頻繁に洗う必要はございません。
それでも、状況によっては洗う必要が出てきますので、本日はウィッグの洗い方についてご紹介いたします。
ラブドールのウィッグの洗い方
まず、基礎知識として、ラブドールのウィッグは基本的に人間が使用するウィッグとなんら変わりはございません。
※人用の中には、人工的に作った毛ではなく、高価な人毛のウィッグもございます。
ただ、ラブドールでは基本的に化学繊維から作られる人工毛のウィッグとなります。
とまぁ、少し話は脱線しましたが、一部を除いてどちらの場合でも洗い方は同じでございます^^
くしを通して埃などを取る
まず始めに、くしを通して取れる汚れは洗い始める前にとっておきましょう。
この作業が意外と重要で、くしを通さないといきなり洗ってしまうと、その埃や糸くずが原因で余計に髪の毛が絡まってしまったりする可能性が出てくるのです。
人工毛のウィッグの場合、少しの力で毛が縮れてしまう危険があり、一度縮れると元に戻らないので切ってしまわなくなってしまいます。
よって、そういった事が起きない様に予めブラッシングを行っておきましょう。
桶に入れたぬるま湯で洗う
ブラッシングが完了したら、お風呂場に移動し桶にぬるま湯を張りましょう(温水はNG)。
そこに髪の流れを崩さない様に一度ウィッグを浸し、優しく揺すりましょう。
人工毛は水分を弾く性質がありますので、こうする事でぬるま湯がウィッグの隅々まで渡る様になるのです。
人用のシャンプーで洗う
次はシャンプーを使って洗う工程となります。
通常はウィッグ用のシャンプーが存在していますので、そちらを使用する事が望ましいですが、スカルプ系のバシバシになる様なシャンプーでなければ、人間用のものでも可能でござます。
シャンプーの場合も、男性の短髪のシャンプーの様にワシャワシャ洗うのではなく、髪の流れに沿って頭頂部からなでおろす様にして洗いましょう。
シャワーで流す時の注意点
シャンプーでの洗浄が完了したら、一旦シャワーで流し落とすのですが、その時も注意点がございます。
といっても、今までの注意点と同様の内容となり、髪の流れに沿ってシャワーをかけるという内容です^^
ちなみに、私の場合は怖くて出来ませんでしたが、流れに逆らってシャワーを当てると高確率で髪の毛が絡まってしまうのでオススメはしません。
ワンポイント
ここの工程は、一番気を使いたい工程となります。というのも、シャンプーを流すシャワーさえも弾いてしまうので、意外とすすぎ残しが発生してしまうのです。
なので、ある程度すすいだ段階で、桶に水を張ってそこで揺らす様にしましょう。私の場合は、これだけすすぎ残しが発生していました(汗)
コンディショナーで仕上げ
次は仕上げにコンディショナーをつけて終了です!
コンディショナーもシャンプー同様に、お財布的に厳しいのであれば人間と同じタイプのもので可能です。
ここはさほど苦労する事はないでしょう^^
髪全体になじませれたら、軽く洗い流して終了です。
一番重要、ウィッグの乾燥工程
最後は、水分を完全に飛ばす乾燥工程です。
ここが一番重要、と言いますか、失敗する可能性が高い工程となります。
まず、水気をタオル等で吸い取ることから始まりますが、水分の拭き取りはバスタオル等で挟んで、軽くポンポンと叩く様にしましょう。
(絶対にゴシゴシこする様な拭き方はしない様に!)
この方法である程度水気を取る事ができれば、次はドライヤーを使っての乾燥ですが、ここでも注意点が一つあります。
それは、温風ではなく冷風の風を当てると言う事です。
人工毛は熱に弱いので、温風で乾燥させると縮れたり変な癖っ毛がついたりしてしまうので、本当に注意が必要です。
もし、温風で当てたい場合は、一度温風をウィッグに当てずに出し、ウィッグに当てるときには冷風に切り替えて余熱の風が当たる程度にとどめましょう。
ラブドールのウィッグを洗うタイミング
その匂いが風の流れに乗って部屋に入ってきて、アシュリーのウィッグに匂いがついちゃったって訳。
冒頭でお伝えした通り、ラブドールのウィッグを洗う必要性というのは、それほど頻繁にある事ではありません。
ただ、今回の私の様にタバコの匂いがウィッグに付いてしまうと、ラブドールが一気に「タバコくさい女性」という印象に変化してしまいます。
他にも焼肉や鉄板焼きなど、匂いのキツイ食事の匂いが染み付いてしまったりもするので、そういった時はこの記事を参考に洗ってやってください^^
追記
ラブドールのウィッグですが、人間用の櫛ではうまくとかせなかったのですが、ドール用?の櫛でやると段違いに使いやすかったので、オススメです!
なお、我が家ではPiperDoll購入時に付いていた付属品の櫛を使っており、ブラシ部分が柔らかいゴム?のような素材でできているものです。
一応、アマゾンなどで探してみましたが、同じような商品を見つけることが出来ませんでした(汗)
強いていうなら、この商品が一番近そうかなと思いますので、一応ご紹介しておきます。