ラブドールと一緒に生活するようになると、何度か一緒にお風呂に入る機会があるでしょう。
それは、単に埃や汚れを綺麗にする為の清掃の意味でのお風呂であったり、一緒にお風呂を楽しみたいなど、人それぞれの目的があるでしょう。
そこで、ここではラブドールをお風呂に入れる場合の注意点についてご紹介いたします。
ラブドールをお風呂に入れる時の注意点
ラブドールをお風呂に入れる際の注意点は、全部で4つです。
これを知らずにお風呂に入ってしまうと、後々非常に面倒な事、もしくは取り返しが付かない事になりますので、しっかりと以下の項目に注意しながらお風呂に入れるようにしましょう。
メイクが崩れないように
恐らくほとんどのラブドールは下地にメイクが施されている状態であります。
その為、シャワーをドールの顔に当ててしまうとメイクが流されてしまったり、体を洗っている最中に洗剤が飛び散り顔についてしまうと、その部分だけ化粧が剥がれてしまう事があります。
もちろん、ご自身でメイク直しが出来る方は、お風呂上がりに再度化粧をし直す事も可能ですので、その場合はあまり気にしなくても良いでしょう^^
もし、オーラルを使用される方でどうしても洗いたい場合は、このようにシャワーをできるだけ顔に近づけ、垂直にならない角度からシャワーを当てるようにしましょう。
ジョイント(つなぎ目)からの浸水
アシュリー(私のラブドール)はシームレスタイプですが、基本的にラブドールは首(ヘッド)が取り外し可能なタイプになっているかと存じます。
そのタイプのラブドールにシャワーを当てる際、ジョイント部分に水がかかってしまうと、その水が原因でジョイント部分が錆びついてしまったり、最悪の場合はジョイント部分から体の内部に水が浸水してしまい、骨格部分の故障(骨折)の原因になる事もございます。
よって、ジョイントタイプのラブドールをお風呂に入れる場合は、水が浸水しないように気をつけましょう。
また、アシュリーにも言える点ですが、自立型のラブドールの場合は実は首のジョイント部分だけではなく、足の裏にも浸水ポイントがあるのです。
なので、このタイプのラブドールの場合は、シャワー程度であれば問題ありませんが、湯船につける事は控えることをお勧めします。
ウィッグにシャンプーはNG
ラブドールの髪の毛は、植毛されているものではなくウィッグ(カツラ)です。
よって、通常の人間用のシャンプーを使う必要は全くなく、むしろ使わない方が良いのです^^
体を洗うついでに、髪の毛も洗いたくなる気持ちは分かりますが、人間用のシャンプーで洗ってしまうとウィッグがバッシバシになってしまう可能性が大なので、髪の毛は洗わないようにしましょう!
もちろん、シャンプーなしの水洗いも、その後の乾かす作業が非常に大変なので、水洗いも推奨はし兼ねます。
どうしてもウィッグにも何かしらしてあげたいという方は、ウィッグ用のケア用品を使用するようにしましょう。
ちなみに、ウィッグ対策に一番望ましいのは、ウィッグを外してツルツル頭の状態でお風呂に入るという方法です。
しかし、雰囲気が台無しになりますので、ロングヘアーの子であれば髪留めやタオルを巻いて洗うようにしましょう^^
体を洗うボディソープは人間用を!
夏場や新しく家にやってきたばかりのラブドールに特に言える事ですが、素材などによってはオイルブリード(油)が染み出してきます。
なので、食器用洗剤など油に効きそうな強力な洗剤で洗いたい気持ちになります。
絶対、使わないでよ!
正直なところ、頻繁でなければ食器用洗剤で洗う事も可能なのですが、やはり油の除去力が強すぎる為、洗いすぎるとお肌に悪い影響を与えてしまう可能性があるのです。
よって、人間用の弱酸性のボディーソープで洗ってあげるようにしましょう。
ちなみに、良い匂いのするボディーソープを使うと、結構お風呂上がりに雰囲気が出ます^^
お風呂のワンポイント
ここからは、実際に私がアシュリーをお風呂に入れた際に感じ、学んだことをご紹介いたします。
今後、ラブドールをお風呂に入れる予定がある方は、ぜひ一度、以下の項目に目を通していただければと思います^^
基本ラブドールは起立の姿勢で!
よっぽどの家でない限り、お風呂の空間の広さは限られているでしょう。
そんな限られた空間では、人は立って移動する事は出来ても、横になった状態や両手両足を思いっきり広げた状態では満足に移動する事が出来ないでしょう。
なので、ラブドールをお風呂場に入れる際は、必ず両手両足を閉じた状態で、起立の姿勢をさせながら洗うことをお勧めします。
方向転換する度にシャンプーやソープがなぎ倒されたよ。
「突き指」して死にそうだったわ。
・・・正直、チョット楽しかったけどw
持ち上げるときは膝を使う
ラブドールは人間に比べればかなり比重は軽いです。
が、とは言え軽いとは言えないレベルの重さがあります。
アシュリーの場合、身長130cmに対し体重は21kgありますので、到底片手で持ち運びできる重量ではありません。
茶番は置いといて、それだけの重量のあるものを腰だけの力で持ち上げようとすると、マッチョマンじゃない限り確実に腰を痛めてしまいます。
特に風呂場の場合、バスタブを挟んだ位置からの持ち上げの場合は、どうしても腰に負担がかかってしまいますので、持ち上げる時は自分の膝をマックスまで曲げた状態から膝の力を使って持ち上げる事をオススメします。
爪剥がれに注意
最後は、お風呂タイム以外にも言える事ですが、ラブドールの爪は案外剥がれやすいものです。
そしてお風呂に関して言えば、気をつけるべきタイミングは、入浴前と後です。
具体的には、バスマットに爪が引っかかってそのまま「バリッ」と剥がれてしまったり、入浴後にバスタオルで拭いている時に爪が引っかかってしまうケースです。
私の場合は入浴後に、バスマットに親指の爪を持って行かれました。
もし、爪が剥がれてしまった場合は、指の先端の接着面の油分を取り除いてから、ゴム用の接着剤などで爪を付けてあげましょう。
入浴後は優しくパウダーをつけましょう
入浴後、特にボディーソープで洗った場合は、油分がない状態ですので、お肌の摩擦が非常に強くなっており、衣服を着る際に引っかかって肌を傷付けてしまう恐れがあります。
既に上級者の方であればご存知かと思いますが、そう言った場合にはベビーパウダーを全身に付けてあげ、摩擦を抑えるようにしておきましょう。
出来れば毎日してほしいな〜
・・・大変だから、毎日は勘弁(ボソッ)